2006年 12月 06日
愛しのベイルート |
「愛しのベイルート/アラブの歌姫」という映画の試写を見た。
これ、やられましたね・・・。
冒頭いきなり、ラジオ局のスタジオ。
オープン・リールのテープが回る。
哀愁に満ちたボサノバ・タッチのイントロが始まり、男と女のアナウンサーが登場。
きょうもこの曲から始めましょう。フェイルーズの「朝も夜も」・・・
そして、朝のベイルートのさまざまな光景を写しながら、情感をたたえた歌声が流れる・・・
これだけで、つかまれちゃいました。
フェイルーズはまさにレバノンの国民的歌手。もう15年以上前、「愛しのベイルート」というアルバムが日本でも発売されたことがあった。
この映画、そのフェイルーズ(字幕ではファイルーズとなってんですが・・・)をテーマにしたドキュメンタリー映画である。
が、出てくるのはみんな、フツーの市民ばかり。彼らが、フェイルーズについて語るのである。
そして、その話の中から、かつてのレバノン内戦が浮き彫りになってくる。
当時、パレスチナ解放戦線で戦った医者がいる・・・
過激派右派だったタクシーの運転手がいる・・・
自動車爆弾テロで大ケガをした女性がいる・・・
そんないろんな人たちが、フェイルーズを語る。彼女の歌は、どんな人にとっても、ベイルートの歌なのだ。
(1/27~渋谷のアップリンクにて開催される、
世界中の音楽ドキュメンタリー映画を特集する『MUSIC DOC. FES.』の中で上映されます。)
※ちなみに、コロンビアはバランキージャ生まれのシャキーラはレバノン系。グロリア・エステファンの旦那さんでプロデューサーのエミリオ・エステファンも、レバノン系キューバ人である。
これ、やられましたね・・・。
冒頭いきなり、ラジオ局のスタジオ。
オープン・リールのテープが回る。
哀愁に満ちたボサノバ・タッチのイントロが始まり、男と女のアナウンサーが登場。
きょうもこの曲から始めましょう。フェイルーズの「朝も夜も」・・・
そして、朝のベイルートのさまざまな光景を写しながら、情感をたたえた歌声が流れる・・・
これだけで、つかまれちゃいました。
フェイルーズはまさにレバノンの国民的歌手。もう15年以上前、「愛しのベイルート」というアルバムが日本でも発売されたことがあった。
この映画、そのフェイルーズ(字幕ではファイルーズとなってんですが・・・)をテーマにしたドキュメンタリー映画である。
が、出てくるのはみんな、フツーの市民ばかり。彼らが、フェイルーズについて語るのである。
そして、その話の中から、かつてのレバノン内戦が浮き彫りになってくる。
当時、パレスチナ解放戦線で戦った医者がいる・・・
過激派右派だったタクシーの運転手がいる・・・
自動車爆弾テロで大ケガをした女性がいる・・・
そんないろんな人たちが、フェイルーズを語る。彼女の歌は、どんな人にとっても、ベイルートの歌なのだ。
(1/27~渋谷のアップリンクにて開催される、
世界中の音楽ドキュメンタリー映画を特集する『MUSIC DOC. FES.』の中で上映されます。)
※ちなみに、コロンビアはバランキージャ生まれのシャキーラはレバノン系。グロリア・エステファンの旦那さんでプロデューサーのエミリオ・エステファンも、レバノン系キューバ人である。
by elcaminante
| 2006-12-06 22:46